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コロナウイルスの影響による移動手段への影響
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新型コロナウイルスの影響によって、不要不急の外出自粛やテレワークなど、直接足を運んで移動するケースが極端に減る傾向となっている。

これによって大きな影響を受けている業界の1つに自動車業界がある。

コロナウイルスの「拡大前の1月13日~17日」と「拡大後の4月20日~24日」の平日5日間の人の移動量を比較した結果、下記の通りとなった。

自動車△32%

公共交通機関△47%

徒歩△42%

当初は人と接する機会の多い公共交通機関を利用することを避けて、自動車を利用して移動する人が多くなると見込まれていたが、結果としては自動車による移動も大幅なマイナスとなった。

このような移動需要の減少に加えて、自動車業界ではコロナによる経済活動の混乱によって部品の欠品にも見舞われており、トヨタ自動車をはじめ日系自動車メーカーは工場の生産停止や減産に追い込まれる苦境に立たされている。

世界的に見ても2020年の乗用車の生産台数は前年比21%減少の見込みとなっており、事態は深刻だ。

しかしながら、コロナ以前から若者の車離れにより、2019年度の販売台数はピーク時の1996年の販売台数と比較すると30.9%の減少となってはいたが、これにコロナがさらに追い打ちをかけることが想定されている。

そうはいっても自動車業界は暗い話題ばかりではない。

自動車業界の4大技術トレンドをご存じだろうか。

①コネクテッドカー(Connected)

②自動運転(Autonomous)

③シェアリング&サービス(Shared/Service)

④電動化(Electric)

*4つの頭文字をとってCASE(ケース)と呼称されている。

Timesの黄色のステッカーを貼った車をよく見かけるようになったが、これは③の実現によるものだろう。現に2019年においてはカーシェアリングの車両台数が自動車の販売台数を超える結果となっている。

また、④についても、まだ数は少ないものコンビニや大きなパーキングなどでは充電ケーブルを目にする機会は増えている。

①コネクテッドカー(*2)については、トヨタや日産などでコネクテッド機能が付加された自動車が一部販売はされているものの、完全な浸透までにはまだ時間が必要だろう。

(*2)ICT技術を自動車に搭載することで、自動車が通信センターを介して、個々の位置情報だけでなく、交通情報や災害情報など移動に関する全情報が共有されることを目指している。自動車だけでなくバイクや自転車などの位置情報を共有されることで自動運転の助けになるものと期待されている。カーナビと異なる点は自動車も発信者になるという点。

②自動運転については、独ダイムラー社などが2025年までに自動運転可能な大型トラックの実用化を目指しており、これについてもまだ少し先の未来となりそうだ。

また、未来の移動手段には自動車の他、エアタクシーも追加されることになりそうだ。

2020年にウーバーは自動車メーカーのヒュンダイと共にエアタクシー構想を発表した。

空を移動する機体をヒュンダイが開発し、ウーバーがライドシェアサービスを展開するというものだ。機体の価格は20万ドル。1マイル0.5ドルでのライドシェアサービスを目指しており、実現されることとなれば、移動手段に大きな革命を起こすことになる。

今後は、コロナによって移動の価値観自体が見直されることになるだろう。

これまで移動は、より早く&より安いことが最も重視されていたが、コロナをきっかけに別のものへ移行する可能性が大いにあり、自動車業界や公共交通機関はその可能性を念頭に今後の戦略を構築すべきである。

Author: akebono

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